2012年 12月 18日

Boeing 787 ~ その優美な姿に見とれる

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最新鋭のボーイング787。

この飛行機の特徴は数多くあるが、外から眺めている時、写真を撮る時に
もっともわかりやすい特徴としては、従来の飛行機と比べて主翼が長いこと、
つまりアスペクト比の高い主翼を持っていることがあります。

従来機よりも長い翼にしたのには、もちろん理由があります。
揚力係数(浮く力)や、抵抗係数(空気抵抗)に関してメリットがあります。
詳しく述べるとやたらマニアックな内容になってしまうので割愛しますが(笑)
従来の技術では、やりたくてもできなかったのです。

787が従来の飛行機と最も違う部分は、機体のほとんどの部分が
炭素繊維強化プラスチック等(カーボン)の複合材料で作られている点。
つまり鉄ではない

よく飛行機が嫌いな人が 「鉄の塊が空を飛ぶなんて信じられない」 などと
言うことがありますが、もはや鉄ではない。
釣竿などと同じカーボン製ですよ(笑)
もちろん、エンジンなど鉄でなければならない部分には鉄は使われています。

炭素繊維複合材は、鉄の約4分の1の軽さで、強さは約10倍という驚異の素材。
もともと飛行機はすごく軽く作られていたから飛ぶこともなんら不思議なことは
なかったけど、さらに大幅に軽くなったということ。

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そして、翼がよくしなる

その美しい飛翔の姿は、本当に見ていてウットリするものがあります。

この主翼は三菱重工業が作っています。

ボーイングの歴史の中で、飛行機の最も重要な部分の一つである主翼を
海外のメーカーが担当するのは初めてのこと。

炭素繊維複合材の技術は、三菱重工業や東レをはじめ日本の独壇場なんです。
世界をリードしている。

その三菱重工業が主体となって現在製造中の日本初のジェット旅客機MRJが、
もう間もなく完成する予定です。 今から楽しみです。

<Nikon D90 Sigma APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (2枚とも)>

by view-finder | 2012-12-18 16:43 | 京浜島


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