2014年 02月 14日

縦写真の魅力

今発売中の日本カメラ2月号に「縦写真の復権」という特集があります。

いままで特に意識していなかったのですが、自分の写真には縦写真が多い
ということに最近になって気がつきました。

ただし、意識的に縦写真を多く撮っているというわけではありません。

日本カメラの特集によりますと、最近は縦位置での写真が増えてきているとのことです。

その要因としていくつか挙げられていましたが、まず一つに、デジタル写真の高画素化に
よって、後からトリミングしても画質的に問題がなくなっているということです。

つまり、横位置で撮った写真を、適宜トリミングすることによって縦位置に変えることも
できるからという理由です。

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もう一つ、携帯電話やスマートフォンの普及も要因として挙げられていました。
たしかに納得できる説ですよね。

スマートフォンも従来の携帯電話も、その形状から考えて縦位置のほうが無理なく
自然に撮れるというのはあると思います。

それと同じ理由で、通常のカメラの場合は、横位置で撮るほうが自然な構えになります。
だから、写真を初めて撮る人は、ほぼ100%の人が横位置で撮るでしょうね。
最初からいきなり縦位置で撮る人がいるとすれば、よっぽど柔軟な発想の持ち主なのか、
またはひねくれ者なのか・・(笑)

私も昔は横位置の写真が多かったのだろうと思います。
いつの間にか縦位置の写真も多く撮るようになったのでしょうね。


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もともとポートレートは縦位置が多いというか基本ですよね。
絵画でも同じで、人物画の場合は縦位置が基本なのだと思います。

対して風景写真は横位置が基本というか圧倒的に多いです。飛行機写真もそうだと思います。
もちろんそれは状況に応じて適切な構図・フレーミングは決まってくるし、そもそも
「適切」という言葉が正しいのかどうかもわかりません。

絶対に正しい構図というものはないと思っていますので、横位置にするか縦位置にするか、
それはその人の好み、どういう絵にしたいかという考えによって決まると思います。


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日本カメラの特集では、横位置と縦位置では、写真にどのような違いが出るのかまでは
述べられていませんでした。ま、そんな基本的なことは書くまでもないだろうという
スタンスなのかもしれませんが(笑)

「縦写真には力強い訴求力がある」
と書かれていましたが、抽象的過ぎますよね(笑)


あくまでも持論ですが、縦位置にすると高さを印象付けることができますよね。
それと、左右の余計なものを見せなくすることによって風景を切り取ったという印象が
強くなりますし、奥行き感も出てくる気がします。

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色々と理屈を並べてみましたが、正直そんなことをいちいち考えて撮影などしていません(笑)
ほとんど直感のようなものですね。これは横が良いとか、縦が良いとか。
横も良いけど縦も良いから両方撮っておこうということもあります。

一つ自分が強く思っていることとして、普段自分の目で見ている世界は横長ですよね?
そして、テレビや映画など映像の世界も横長です。
映像のアスペクト比がどんどん大きくなって、昔は4:3だったものが
いまや16:9もしくはそれ以上ですよね。

そんな中で、スチル写真は縦長の絵で表現することができるのが魅力だと思います。
雑誌の表紙も縦長だから必然的に縦位置の構図になります。

横位置は見慣れているし、見ていて安定感もありますが、縦位置ならではの
魅力もあるのだと再認識しました。






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by view-finder | 2014-02-14 23:35 | 風景 | Comments(2)
Commented by hanashigai at 2014-02-16 18:41
僕は圧倒的に横位置で撮ってます。
プライベートでは縦の構図が欲しい時もクリップオンストロボ利用の時は、文中でおっしゃられているようにトリミング前提で横撮影を積極的に使っています。
仕事では事業所がトリミングを面倒がる所もあり、ストロボ付けたまま縦構図ですが、撮られる方は「光軸が云々」なんて知らなくて可愛そうですが・・・仕方ないですね(´・ω・`)

作品中の桜と南の海、どちらも懐かしい気持ちになります。
桜はもうすぐ再会できますが、南の島はいつになる事やら・・・。
前作の富士山、「観光写真」と謙遜されますが、常日頃から記録に残す大切さ強く感じてて、僕のは九割程度が記録写真な感覚です。
ポストカード、カレンダー写真と軽視される方もいますが、逆に云えば「ささやかでも売れる写真」としてえ評価される可能性も持っていますし、軽視する方たちのレッテル思考に疑問を感じてしまいます(笑)
プライベート写真は自己満足の完成形なのですからHDDの肥やしにするだけでなく、例えばストックフォト等で利用してもらうのもありかなと♪
view-finderさんの富士山作品は富士山の貴重な記録の一つと感じてます。


Commented by view-finder at 2014-02-18 11:37
▼ hanashigaiさん
そうですよね!プロの写真家の方でも、「作品だけでは食べて行けない、観光写真も必要」
ということをおっしゃっている方がいました。
パンフレットやポスターに使われるような写真とか、その写真を見て「ここへ行きたい!」と
思えるような良い天気、良い条件で写せることって、なかなかありそうでないことだと
思うので、これからも観光写真を量産していこうと改めて思いました(笑)

hanashigaiさんは横位置が圧倒的に多いのですね。
もちろん僕も割合からすれば横位置のほうが多いですけど、近年縦位置の写真が増えてきたなと
自分で感じています。

来月には桜が咲きますね。なんだか1年が本当に早いですよね。
僕も最近南の島へ行っていないので、久しぶりに行きたくなっています。
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